こどもの食事とのつきあいかた その7

 こどもの健全な食事は、便秘の予防だけでなく、成長や将来の望ましい食生活のもとになります。しかし、よい食事をさせようと思っても、こどもが成長するにつれて自我がめざめ、「イヤイヤ」期になるとなかなか思うようには食べてくれず、好ききらいも生まれます。こどもたちの食事は「バトル」というお母さんもいます。こどもの毎日の食事をストレスなく、楽しくするための10か条を紹介します。元ネタは、米国小児科学会監修の本「Food Fights」です。

自分の食事を振り返る

 自分の食事を振り返ってみましょう。人はみんな好ききらいがあります。こどものときに始まったことはおとなになっても続きます。どんなものを食べていますか? いつ食べていますか? どこで食べていますか? それはどうしてですか? 自分の食事が望ましい健康的なものか、こどものお手本となるようなものか考えてみましょう。栄養のことを考えると必ずしも良くない習慣があるでしょう。実際、ある研究では、こどものいる人はいない人より運動が少なく、食事も不十分なことが示されました。あなたが大丈夫でも、他の人はどうでしょう? 
 こどもたちは、おとなたちを見て食事をしています。あなたが食べないものをこどもに食べさせようとというのは無理ですし、まわりのおとなが年中キャンディを食べているのを見ているこどもに健康的な食事をさせるのは無理です。どうしても自分自身の望ましくない習慣や、好ききらいを変えられないというのであれば、そういう習慣はこどもにはまねさせないよう努力しましょう。

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