こどもの食事とのつきあいかた その6
こどもの健全な食事は、便秘の予防だけでなく、成長や将来の望ましい食生活のもとになります。しかし、よい食事をさせようと思っても、こどもが成長するにつれて自我がめざめ、「イヤイヤ」期になるとなかなか思うようには食べてくれず、好ききらいも生まれます。こどもたちの食事は「バトル」というお母さんもいます。こどもの毎日の食事をストレスなく、楽しくするための10か条を紹介します。元ネタは、米国小児科学会監修の本「Food Fights」です。
好ききらいは当たり前
多くの親は、お子さんがいろいろな食べものが好きになってほしいと思いますが、どうしてもうまくゆかないことはあります。でも、すべてのものが好きな人はいません。おとなでもみんな好ききらいがあります。こどもだけが例外ではありません。お子さんが親の好ききらいを引きつがないというわけでもありません。好ききらいは時間をかけてできるものです。たとえば、ブルーチーズ、グレープフルーツ、玉ねぎ、どうしても好きにならないのもあります。