こどもの食事とのつきあいかた その9
こどもの健全な食事は、便秘の予防だけでなく、成長や将来の望ましい食生活のもとになります。しかし、よい食事をさせようと思っても、こどもが成長するにつれて自我がめざめ、「イヤイヤ」期になるとなかなか思うようには食べてくれず、好ききらいも生まれます。こどもたちの食事は「バトル」というお母さんもいます。こどもの毎日の食事をストレスなく、楽しくするための10か条を紹介します。元ネタは、米国小児科学会監修の本「Food Fights」です。
食事で楽しみましょう
お子さんの食事は、子育ての中でも毎日の悩みのタネ。メニューを考えたり、準備をしたり、配膳やあと片付け・・・ たいへんです。でも、大切なのは楽しむこと。栄養について勉強して、あれこれ戦略を立てるのはとてもいいことですが、子育ての中で食べる楽しみを忘れてしまっては本末転倒です。食べもののことで頭がいっぱいになってしまわないように注意しましょう。
お子さんと一緒に野菜を作ったり、料理を手伝ってもらったり、出来上がったら「○○ちゃんのぎょうざ」といった名前を付けてみてはどうでしょう。楽しみが生まれるでしょうし、お子さんが準備にかかわることで、もっと食べるかもしれません。もちろん、うまくゆかないこともあるでしょうが、いいことも悪いことも笑い飛ばして楽しむことができればいいと思います。いっしょうけんめいにやれば、食卓はたのしく、平和な家族団らんの場になるでしょう。